こんにちは、保育士みかんままです。
こどもの食事で、よくある悩みのひとつが
「お皿がすぐに動く・落とされる」
ことではないでしょうか。

ご飯の時間にお皿を持ち上げてこぼしたり、テーブルから落とされるのがストレスなんです。

わかります⋯大変ですよね。
そうなると動かせないように吸盤付きの食器を選ぶママが多いんです。
でも実はそれが、お皿を押さえなくなってしまう原因の1つになってしまうんですよ⋯。
こぼされると困るからと
テーブルにくっつくお皿を選ぶご家庭も増えていますが、
実は お皿選びは食べ方の「マナー」を左右する重要な要素なんです。
この記事では、
食器を動かす理由・具体例・解決策を
保育士視点で詳しく解説しています。
- 普通のお皿を使うべき理由
- お皿を丁寧に扱う力を育てる声かけ
- 保育士ママおすすめの食器
‟子どもの食事の姿”に悩んでいるママは
コチラの記事をごらんください。
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お皿は“くっつくタイプ”より“普通の皿”を選んで!

結論をお伝えすると、
こどもの食事には
テーブルにくっつくお皿ではなく、
普通のお皿が断然良い
と保育士として感じています。
ママの気持ちとしては、

- お皿が割れるのが怖い
- ひっくり返されるのが嫌
- 片付けが大変
そんな理由があるかと思います。
ただ、上記の理由だけで吸盤タイプのお皿を選ぶと、
子どもの「お皿を扱う力」や「マナー」
が育つ機会を失ってしまうんです。
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【理由①】お皿扱う力は体の発達につながる

保育士としてお仕事をしている中で、
食事の時間に大切にしていることが
発達に合わせた声掛けと援助です。
0〜2歳子どもは特に、下記の能力が発達していく時期です。
- 手の使い方
- 片手でお皿を支える力やマナー
- 食器を傾ける力のコントロール
- 食事のマナーを知る
- 自分で押さえようとする
- 手と手首の動きを調整する
- 食具を自分で使う準備になる
という動きが自然と身に付きます。
一方で吸盤付きのお皿は
この動きを補助してしまうので、
子どもが自分で育つ力を経験する機会を減らしてしまいます。
【理由②】失敗は“大事な子どもの学び”


「落とされたら困る…」
と思うママの気持ちはとてもよく分かります。
実は私も日々、保育をしながら何度も思っています。(笑)
でも、0〜2歳のお皿落としは
“失敗することそのものが学び”なのです。
- なんで落ちたんだろう?
- どうしたら落ちないのかな?
- 落ちたら食べられなくてお腹が減るな~
- ママやパパが悲しそう
- 落とすことはいけないことなんだ
失敗を繰り返すことで“自分で考える力”も育ちます。
もし最初から落とさずに済むお皿ばかり使っていると、
この体験をせずに育つことになります。
保育園では落とさない!?

保育園では普通のお皿を使っています。
もちろん入園してすぐの子どもたちはみんな
- お皿を落とす・ひっくり返す
- 繰り返し手を添えることを教える
- 少しずつ自分で出来るようになる
という成長の過程があります。

私たち保育士は
「反対の手を使って押さえようね」
「ここを押さえると動かないよ」
と繰り返し声をかけています。
毎日繰り返し、繰り返し声かけをすることで
子ども自身の動きはどんどん変わっていきます。
この声かけは食事マナーを教えるうえで本当に大切です。
ワンプレートが最強
近年、Instagram等で小さなかわいいお皿に少しずつ盛り付けている離乳食をよく見かけます。
とってもかわいいな~と感じるのですが、
保育士視点で見ると
やはり、離乳食期はワンプレートで用意するのが一番良いと感じています。
理由としては下記のとおりです。
- 洗い物が少ない方が負担が減る
- 子ども自身が食べるものを見られない
- 子どもが自分で食べるときにすくいにくい
- 用意・片付けが簡単
返しのあるお皿がおすすめ

子どもはお皿を使うときにすくいにくくて
イライラしたり、飽きてしまったりします。
集中して食べられるようになるためには、
返しのあるお皿が扱いやすく、
子どもも自分で食べることが楽しくなります。
自分で出来た!という成功体験は
自己肯定感が育まれます。
保育士が使ってほしいお皿

ここまで理由を読んできて
お皿選び大事なのはわかったけど、
どんなお皿がいいのか教えてほしいです

わかりました!
ここでは、私が実際に
保育現場や家庭で
使いやすい!と感じたお皿を紹介します。
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① 陶器の食器(食器の丁寧な扱いを育てたいママ向け)
陶器や磁器のお皿は重さと安定感があり、
お皿が動きにくいため、スプーンで救いやすくなります。
また、割れやすいからこそ、丁寧に扱う気持ちも芽生えやすいです。
【KEYUCA】 “1番オススメ”
| 食洗器 | 電子レンジ | サイズ |
| 〇 | 〇 | 19cm |
KEYUCAのこちらのお皿は、
返しもしっかりとあり、ヘリも高さがあるため子どもが支えやすく作られています。
ピンクと青の2色で、優しい色味が食事の席を華やかにしてくれるデザイン。
こどもの食器にも、インテリアにもしっかりこだわりたいママに一番おすすめです。
出産のお祝いや、プレゼントにも喜ばれます。
【ユニバーサルプレート】
| 食洗器 | 電子レンジ | サイズ |
| 〇 | 〇 | 14~23cm |
陶器デザイナーの第一人者の
森正洋氏デザインのこのお皿は、
4サイズあるのですが、中でも一番大きい
こちらの21cmのものは、
子どもが成長しても使いやすく
オススメです。
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② 割れない食器
樹脂で作られた食器は割れることがなく安心です。
陶器のものに比べると軽く滑りやすいため、
ヘリがおさえやすいよう高さのあるものを選ぶと、子どもは扱いやすくなります。
【EarthColour】
| 食洗器 | 電子レンジ | サイズ |
| 〇 | 〇 | 23cm |
EarthCollarのこちらのお皿
パット見ると木製のおしゃれな食器に見えるのですが、
樹脂で作られているため、手軽に使えます。
仕切りもあり、ご飯とおかずが混ざってしまう心配もありません。
声かけのコツ(保育士ママ流)

お皿選びだけではなく、声掛けも重要です。
日々の食事で保育士が実際に行っている声かけがこちらです。
- 「ここを反対の手で押さえてみよう」
- 「反対の手はお皿ぺったんしてね」
- 「お皿は優しく動かそうね」
- 「持ち方とても素敵だね」
このように子どもの具体的な動きに言葉を添えてあげることで、
子どもは「失敗→学び」へつなげやすくなります。
お皿を丁寧に選ぶと⋯
こどものお皿選びは、
落とさない道具を選ぶのではなく
扱う力を育てる食器を選ぶこと
が大切です。
くっつくお皿は確かに落ちることなく便利ですが、
普通のお皿を使うことで、
- 手の使い方が育つ
- 片手で支える力がつく
- 食べる力全体が育つ
- 食事のマナーが自然と身につく
- 周囲に気を取られず集中して食べられる
という良い効果につながります。
最後に
便利グッズや時短グッズの活用はとても大切ですが、
こどもがマナーを知るはずの場面で“簡単”を優先しすぎないことで、
子どもの育つ力はぐっと伸びます。
離乳食の時期から食べ方や姿勢を伝えていく事で
大きくなった時に自分で食べる力がしっかりとつき
その時「あの時しっかりと教えていてよかった」
と感じるんです。
「どうしたら上手に食べられるかな?」
という視点で食器選びをしてみてくださいね。
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この記事は、
保育士・2児の母としての視点から書いています。
ぜひ他の記事も読んでみてください。

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